書籍 奇跡の米「龍の瞳」1,650円
書籍 奇跡の米「龍の瞳」1,650円(税込)
書籍 奇跡の米 龍の瞳 今井隆著 1,650円
2株のイネとの偶然の出会いから紆余曲折のネーミング、試行錯誤の栽培、コンクールへの挑戦などブランド化までのいきさつに加えて、未来に向けての新しい農法の確立や地域の活性化の現状を6年の歳月をかけてまとめたルポ。
突然変異で生まれた「龍の瞳」にコシヒカリを超える価格を付けて栽培農家に還元し、農薬や化学肥料を減らす方法を模索する今井さんには、忘れられない出来事があります。まだ20歳代の若い頃、稲の穂が出た後、農薬を散布して自宅に帰ろうとしたときに大きなミミズが2匹、苦しんでいるのを見たこと。そして、もっと若い20歳の頃、お母さんと小梅を収穫して高山の市場で競りにかけたところ、1キロ60円だったこと。日本の農業を変えようとしている今井さんの原点はここにあります。
◇構成
第一章 「奇跡の米」とどのように出会ったか
第二章 ブランド化へ、最初の一歩
第三章 龍の瞳はなぜブランドになれたのか
第四章 そもそも米とは何か
第五章 安全で美味しい米を作る
第六章 地域を復活させる米の力
第七章 米作りの未来と子どもたち
今井 隆(いまい たかし)
1955年、岐阜県益田郡(現在の下呂市)萩原町に生まれる。1974年、農林水産省入省。農林水産省内では、精力的に農業の問題点掘り起こしに取り組む。2000年9月「龍の瞳(品種名・いのちの壱)」を発見。2006年、品種登録。
51歳で農林水産省を退職し、合資会社龍の瞳を設立。登録検査機関、有機ジャス小分け、グローバルGAPなどを取得。
龍の瞳Ⓡは、日本でいちばん美味しいお米としてブランド化に成功し、高価格帯ながら品切れが続いている。自然環境にやさしい農法を追求し、地域の活性化にも寄与している。
現在、株式会社龍の瞳代表取締役。趣味は、創作(随筆、ルポ、小説、詩)、囲碁。コメ生産・流通・加工の専門新聞「商経アドバイス」、お酒の文化情報誌「たる」に連載中。
出版社 : ゆいぽおと (2023/3/7)
発売日 : 2023/3/7
単行本(ソフトカバー) : 184ページ
ISBN-10 : 4877585583
ISBN-13 : 978-4877585587
寸法 : 1.3 x 12.8 x 18.8 cm
UNSPSC-Code : 55101500